白 2019/05/21
暖かくなってきたなと思っていたら
次男のアレルギーの事で混乱し
気付けばこんな季節になりました。
受け止めることができるつもりで
身構えてはいましたが
その踏ん張り方というか姿勢そのものが
違っていたような感覚で、
でもいろいろ繰り返し考えたりしていると
わかりきったことですが
もうそのように生きていくしかないのです。

出来ることは今を見つめること、
本気で目の前の命を見つめること。
そうすることで私は私です。

過去とか現在とか未来とか。
よく考えたらわかりません。
誰がそんな考え方を生み出したのか。

製陶所の事ですが
もう何年も前に移植したエゴの木が
数年前から花を咲かせ始めました。
去年も、数輪とか僅かでした。

ところが今年はどうでしょう!
もう数え切れないほどの蕾がついてます。
何日も前に気付き、毎日本当に嬉しくて嬉しくて
うっとりと蕾の数々を眺めています。

もうすぐ咲きそうです。
あぁ、本まに楽しみだ。
家族で見たいと思います。
次男よう生きとった。
花見だ。
| 森脇靖日記 | 17:05 |
大きく広がっていくというイメージではなくって小さなものが繋がっていくというふうな
2019-02-24
いつも山奥でじっとしていて主に会話するのは
妻だったり、三人の子どもだったり。
そこでのやり取りがずっと続いている中で、
出かけた先、果たしてコミュニケーションできるのか。

不思議なまま、答えの出ないまま。

でも大切にしたい風景や長い間掛かって整えた、整えている
場があって、そこで生きて、器を作っていて。
そして生活を考えて。

広がろうとする不安は、身近な大切な物事を思うと
広がらなくなります。
そうやって考えていると田中氏と話していた
「小さな暮らし」というものが自分の中の事であって
それは大きく広がるものでなく広げるものでもなく
何か中心の方へ小さく広がっていくイメージだと気づきました。
そして
それは何か純粋に繋がっていく力を持っているような
言葉にできませんが、そんなことをふと思いました。

| 森脇靖日記 | 23:44 |
ある地区の歴史が今に響く宿     2019-02-16
日貫一日
邑南町に日貫という地区があります。そこに
長い間空き家だった古い民家があり
地区の方々の様々な想いを経。この春から
「日貫一日(ひぬいひとひ)」
という宿として多くの人の集う場に生まれ変わります。

・デザインはUMA/design farm
・建築はドットアーキテクツ

自然発生ではないけど、多くの人の関わり合いの中で
積み重ねた歴史がきちんと今に響く素晴らしい場所になっています。
この宿での食事は地元の食材が中心に選ばれます。
それらを盛り付け、手にとる器も地元のものということで
拙作をお使いいただく運びとなりました。

夕食は、素晴らしい景色を眺めながらの自炊形式で、
そのメニューの提案をくださるのが
京都御出身の中東篤志氏。
先日、氏を交えての打ち合わせが日貫一日でありました。
この地でこの場で口にする、自炊料理を通して
器のお話を進めることが出来、有意義な時間となりました。

是非ともオープンをご期待いただければと思います。
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| 展示会・催し | 13:42 |
小さな暮らしの集まりがNOLKにもたらしたこと
2019-02-28〜書き足したり消したり



田中夫妻が大切にされる
一人の人間としての喜びを
ご縁の中で共有しましょうよ。という姿勢。
目の前に出される一皿には
食材や器や空間、そしてそれを取り囲む人間の存在を
そのまま肯定しているような気持よさがあります。

それを体感し、でもそれは、単にもてなしではなく
皆でいなければ成り立たないライブ。

田中夫妻の背中越しに皆さんの食事の様子を拝見していると
器の作り手として、また新たな心境になりました。

ノーク食堂
2019-02-12

3日の間に、
多くの方々のそれぞれの生活の柄が重なり合ってNOLKに広がりました。
私もその一人だったと思うと、本当に嬉しい。
またゆっくりと、記してまいります。

NOLKインスタグラム1
NOLKインスタグラム2
森脇靖ブログ
2019-02-15

小さな暮らし」を通して気付いたこと
それは
「よそいき」では触れることのない各々の表情。
森脇靖

これは、此度の会で初めて焼き上げた雰囲気のものですが
来待石と益田長石を使い続けてきて
言葉にするのは難しいのですが、
田中氏の生み出した場の中で
お越しの方々の手の中にある拙作、
この器を眺めていると
以前記した「誰に届けるのか」という事を
思いだしました。

これです。この日記ですね。

ここに集うであろう方々を
想いながら作っていたことを今になって気付きました。
奥様の料理をくちにされる様子、ご一緒させていただきながら
器を好きで作り続けている自分の居場所が
製陶所だけでなく、ここにもあったんだなぁ、と。
とても嬉しかったんです。

おこしくださった方々には大切なことを
気付かせていただきました。
ありがとうございます。





田中夫妻が積み重ねてきたものがそのまま包み込む空気を醸し、私はそこに三日間居ました。
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| 森脇靖日記 | 15:18 |
世田谷区 NOLK gallery/studio 
小さな暮らし展  "森脇靖と器"

森脇靖
Photo by TATSUYA TABII


2019/2/9(土) 〜 2/11(月)

11:00-18:00 (初日は15:00より演奏会)
*森脇靖 全日在廊予定
(初日は1時30分頃から最終日は3時30分位まで)


・2019/01/22追記

NOLKと「小さな暮らし展」のイメージです。
私が思う小さな〜とは
目の前にある、ものごとに目を凝らすこと。
日常とは道具とは、自分の内に問い続けること。

こちらよりご覧ください。
・2019/01/13追記

田中氏が製陶所に来訪の折、撮影されたものを
今回のイメージにされました。

こちらよりご覧ください。
・2019/01/28追記

納品や展示会に出かける度に
「にぐるまひいて」という絵本を思いだします。
酪農(だったかな)を営みの中心に暮らす家族が
皆で力を合わせ作った成果の品々を売りに
一年に一度、何日もかけて、牛に荷車を引かせて
代表のお父さんがポーツマスの市場に出かける話です。

野菜やショール、楓砂糖などを
売るのはわかるのですが
空き箱、空き樽、空き袋を売り
最後は牛も荷車も売って、
これからの一年に必要な道具を買って
お父さん、家まで歩きます。

無事を喜び
それから皆で一息ついて
冬は冬の仕事を、春は春の、と
それぞれの役割の中で季節を生きるというお話です。

田舎に住みながらも現代人の私が
不思議な気持ちになるのは
また使うであろう物を、
作れるなら売ってしまうという感覚です。

このあたり私は何度も何度も思い返し
感覚を研ぎ直すのですが
その度に不思議な気持ちになります。

そして今回のNOLKでの会は
その不思議な気持ちを、皆様の中で
何かしら確認できるような気がしています。

小さな暮らしのこれからを私は
ずっと考えていきたいです。
この会からそれは始まります。
・2019/01/06追記

昨日、田中氏が遠路
山の製陶所にご夫妻でお出でくださいました。
活字でのやり取りが続いていた中
ついに肉声でのやり取りができて
私は許される限り横道に逸れては戻りを繰り返しました。
ご夫妻はそれを温かく見守ってくださっていたように
私としては勝手に思っていますが、きっとそうだと。

「小さな暮らし」 と田中氏が仰っていること。
そこには本当に耕す甲斐のある色々が詰まっていると想像します。
私も私なりの小さな暮らしというものがあって、
田中氏も田中氏のそれを
ご夫婦やお仲間、縁のある方と共有されている。
その共有がフラットに平たく、熱が伝わるように
広がるイメージが確認できたように思います。

また記してまいります。
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