森脇靖通信3号
集う
お客様の掌に納まった瞬間
器は別の何かに変わった
受け入れてくれた人のことを
そこからじっと見つめているようだ
真っ直ぐに向き合い取り組んだことは
必ず伝わる
作り手として人間として想いを持ち
お話させていただくことは
きっと届き 響き 互いの心は共鳴する
そういうところから器の命は始まるのではないのか
制作したり畑を眺めたり
焚き火をしたり家族と過ごしたり
切り紙をしたり本を読んだり
林へ入ったりして 生きる
ここで起こることに
精一杯向き合う
これが私のしなければならないことだ
ここに佇み
訪れてくださった方と会話するごとに
私が知る製陶所という空間は
新しい空気に包まれる
私が自身を発信するこの場所は
訪れた方との会話や過ごす時間によって
育っていく場所なのだ
2012年7月 森脇靖
お客様の掌に納まった瞬間
器は別の何かに変わった
受け入れてくれた人のことを
そこからじっと見つめているようだ
真っ直ぐに向き合い取り組んだことは
必ず伝わる
作り手として人間として想いを持ち
お話させていただくことは
きっと届き 響き 互いの心は共鳴する
そういうところから器の命は始まるのではないのか
制作したり畑を眺めたり
焚き火をしたり家族と過ごしたり
切り紙をしたり本を読んだり
林へ入ったりして 生きる
ここで起こることに
精一杯向き合う
これが私のしなければならないことだ
ここに佇み
訪れてくださった方と会話するごとに
私が知る製陶所という空間は
新しい空気に包まれる
私が自身を発信するこの場所は
訪れた方との会話や過ごす時間によって
育っていく場所なのだ
2012年7月 森脇靖