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はじめに
中国山地の真ん中、
移り変わる四季を肌で感じる事ができる場所。

この地に生まれ育った自分にとってその環境は
心に働きかけてくれる様々なものに溢れ、
自身の呼吸をゆっくりと意識できる大切な場所です。

そんな環境の中で
使い込むほどに人に添う道具を、と始めた陶器作り。

器は食の道具でありながら生活を映す鏡のようなもの、
日常の生活の中にこそ自らを支える
大切な物事が存在している事を教えてくれます。

土に手を添えるたび私が想い描くのは
使う人の心に静かにゆったりとけ込み
生活の息遣いの中に腰を据えている、そんな器です。

頭ではなく心で作る器をこの地から生み出していきたいです。


| はじめに | 09:16 |