<< サトウキビと仕草        2013/02/08 | main | お互い          2013/04/06 >>
名古屋市 mokodiでの会のお知らせ   (終了しました)
ある女性詩人の自叙伝の中に
こんな一節がありました。

〜〜〜就職した時、親に買ってもらった印鑑を、
   以来四十一年、同じ会社で使い続けて、
   一本九十銭の白い象牙の印鑑が、
   今はめのう色にかわっております。
   今ではそれを見ると、
   自分の骨の一部のような感じさえいたします。〜〜〜

何気なく読んでいた文章でしたが
鳥肌が立ちました。

道具は美術品ではありません
日常や仕事で使うものですから
そうでないと困るわけですけれども、
名前や目的を持って生まれてくる。
でも
使うことによって
名前や目的がだんだんと外れてくるとき
はじめてその物と
じっくりと向き合えるような気がします。

そこには自分の日常が重ねられている。
鏡に映さなければ、自分の姿が見えないように。
自分以外の何かを通すことでしか
自分の心を知ることは出来ない。

41年間使い続けたもの。
年齢からして無理ですが
自分はまだそういうものを持ったことがありません。

物を作る立場の人間として
忘れ得ぬ文章に出会いました。

「森脇 靖 作陶展」終了しました



会期:2013年 4月25日(木)〜5月12日(日)
   11:00〜18:00
会場:mokodi(モコディ) website
   〒465-0085 愛知県名古屋市名東区西山本通1−8−1
    tel 052-782-2886


※会期中のお休み  30日(火)・7日(火)
※森脇靖在店予定日 25/26/27/28日

名古屋での会に寄せて
名古屋での会を終えて
| 展示会・催し | 23:50 |