<< 穏やかで力強いもの | main | ふとおもうこと          2013/05/19 >>
名古屋での会を終えて
名古屋から製陶所にかえり着きましたとき
周辺は芽吹きの盛りでした。
一週間弱の留守の間に
こんなにもよく知る場所の印象は変わるものかと
車から飛び出してすぐに散策をしました。
ガマズミの小さく密集した花が
靄の中に薄らと浮かんで見え、本当に気持ちの良い朝でした。

それから暫く経ち、梅雨。
人にとっては過ごしにくい季節かもしれませんが
草木に目をやるとその生命の煌めきから目が離せません。
釣り竿のようにしなったウツギの幹。
その枝先に連なるように咲く可憐な花。
まだ寒い時期に込み合った枝を整えておいた
ヤマボウシは曇天を仰ぎ見るように
凛とした花を咲かせています。

真っ直ぐ、丸裸の心でこの季節を受けとめると
体の中で何かが蠢き始める。
その喜びを胸に、日々陶土に手を添えております。
| メモ | 23:07 |