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答え        2018/07/暑い22
妻がブログに顔に見える陶土の塊を掲載していて
実際に質問もされたので記しておきたいと思う。

あの陶土は数年前まで使っていた陶土です。
陶器は陶土と釉薬との相性がとても大切なのですが
どの材料も自然の産物なので
同じ名前のものを手に入れても
その度にその性質がいつも少し違っていたりします。
ですので
その度に原料の調整を微妙に繰り返すのですが
これがほんとに終わりがないというか
着地点の見えない作業で
昨日まで焼きあがっていたものが
突然焼けなくなったりします。

なもので、数か月とか数年とかそういうことを
繰り返していると
コントールとかデザインとかじゃなくて
自分が土に、原料の性質に動かされている感覚になってきます。

そんなこんなで使われなくなった土の塊が
発泡スチロールのリンゴ箱に入っていて
何年後かに乾燥した状態で発見されることがあります。
あぁということで、たまたま目に付く場所に
置いといたら、子ども達も
わぁ、とか、えっとか言ってました。
で多分妻もその一人で写真まで撮って掲載したのだと思います。

たまたま最後に手にとって変形したその形が
偶然に顔のようになっていたのでしょう。

今も置いてあるままですが
夜とか見ると少し不気味です。
| 森脇靖日記 | 11:40 |