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思い詰める状況の中で思いついたことを  2020/04/18書き始め 5/5更新
しばらくは
思いついたことをツラツラ記して
書き上げずに止めて
そこからまた書き始めるという感じで
少しやってみます。考えがまとまらないので。
もしよろしければ動画の下の
文章ををご覧ください。
長くなっていきますし、回りくどい(いつもか)
感じになってるかもしれんので
予めごめんなさい。


今回の動画は私も長年参加させていただいてます
「ひびきあうもの」の様子です。
会のタイトルでもあり、会の説明でもあり、集まりの呼び名でもあり・・・
ゆるやかな共同体とも呼べる、そんな営み。
そして世界が何かを問い直そうとして見える中
個と社会の関係をほどいていくものをイメージしています。
様々な作り手のこしらえた物品は
果たしてなぜこの世に存在することになったのでしょうか?
いろいろ自身に問いかけながらも
皆さんにもお聞きしたいと思います。
よろしければご登録をお願いもうしあげます。



以前から時々ここでもお話しする
「にぐるまひいて」という
絵本の話になります(以前の記事)

私は器を作ることで生きています。
ですので器を作りだす技術を持っていて
窯やロクロという設備も有しています。
陶土を手に入れ、形を作り、焼き上げて
世の方々、お客様のお役に立つものに仕上げる。
数多の価値の一つであればと祈ってます。

誰も森脇製陶所に「ダムを作ってくれ」とか
-----以上2020年4月18日更新-----
そういうことで注文はないですし
実際私にはそういうものをこさえる
設備も技術もない。

ただ日用の器を作る人間として世に認めていただきたい
また少しずつ認めていただきながら
この二十年精進してまいりました。
そんな中で、ものをこしらえることのできる人間として
物々交換というものが(唐突ですが)何だか昔から気になっていて
実はこの二十年の間で数回、これは意識して
物々交換を実験的に行ったことがあります。
これを行うことによってどういう気持ちになるのか
体感してみる必要をどこかで感じていたからです。
-----以上2020年4月19日更新-----

物々交換のイメージは
ザックリとしたもので
海の人が魚を、
山の人が米を、それぞれが
満たせないものを互いに補い合うような
そんなイメージで
それを私は焼き物でやってみようと。
そういう感じで実施しました。
たまたまそういう状況がやってきて
今だ、これだと。

どういう気持ちになったかというと
これが複雑なのですが
あまり後味はよくありませんでした。
それから色々とお金や経済の仕組みを自分なりに
考えるようになりました。

で、この度のコロナ禍です。
日々変化する日常、一ヶ月前のことが遠い昔のようです。
心の中の
何かに集中している自分に気付きました。
どうやらそれはやはり何だか
私が器を作ることと、お金をいただくことについて。
問い直している感じが今しています。
どうだろう、わかりませんが。多分。

色々調べていると自分が気になることが解ってきました
「価値が生まれることと、それをお金で扱う仕組み」を
私はどこかで理解したがっている。

その昔ゴールド・スミスと呼ばれる金細工の職人らが居たそうです。
-----以上2020年4月20日更新-----
ここからは全くの素人がここ最近少しかじっただけの話で進みます。
自信はないですが直感としてなにか大切な感じがするので。

で、このゴールドを素材に細工をする人々
ゴールドスミスと呼ばれた金匠たちは
ゴールドを保有する「貴族ら」からゴールドを預かり
これを彼ら貴族が他人に自慢できるような豪華な細工を施すことを
仕事ととしていました。
その際仕事を終えるまでの間
ゴールドの持ち主である貴族に
「確かにゴールドを受け取りました、預かってます」と
加工が終わるまでの間、受領証を発行したそうです。
-----以上2020年4月20日更新-----
ゴールドを美術品に加工し
貴族にとっての価値を
生むことを仕事にし信用を得、
受領書を発行しています。
またそこには絶対に盗難にあわない
丈夫な金庫を持っていたことも
含まれていました。
ゴールドの価値を証明でき
安全に保管できることで
ゴールドを保管する役割も担うようになります。
受領証の発行とゴールドの管理。

貴族たちはゴールドが必要になった時
今までしていたように、いちいち受領証をもって
ゴールドスミスの所に行かなくなりました。
その受領書を全く関係のない
第三者への支払いのように使うようになります。
受領書を渡された(例えば)商人はゴールドスミスの所に行けば
いつでもゴールドを手にすることが出来ます。
でも実際には受領書をゴールドに変えたりすることは
「ほとんど」ありません。
危ないし、手間だし、何よりすでにその受領証には信用が生まれているからです
これが紙幣の始まりとなります。

そしてゴールドスミスは、だんだんと
ゴールドが金庫に預けられたままになっていることに気付きます。
そして自分が発行した受領証が市中で決済に使われているのを
目にしました。この気付きが
銀行の始まりとなったそうです。

大航海時代であった事もあり
-----以上2020年4月30日更新-----
一攫千金を夢見た人々の投資意欲はすさまじく
この新たな貨幣システムはすぐにそこにフィットし
爆発的に広がっていったそうです。

ぼろ儲けするゴールドスミス達。
心配の種は一つ
金庫の中のゴールドの量は全く増えてないことです。

皆が一斉に換金しに来た時を想像すれば
素人でもこのシステムの不思議に気付きます。
実は今でもこのシステム(少し形を変えてですが)
の上に世の中は成り立っています。

かのヘンリー・フォードはこう言いました。
「国民が銀行制度や貨幣制度を理解していないのは良いことだ。
もし国民がそれを理解したら、明日夜が明ける前に革命が起きるだろう。」

このコロナ禍で色々思います。

皆さん、つい先ごろまで本気でいわれてた
お肉券や、お魚券、是非欲しいと思われましたか?
-----以上2020年5月5日更新-----
| 森脇靖日記 | 13:45 |