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使う形、見ること、触ること。
生まれて、生きていく中で
様々な経験をします。

物を見て判断、判別するというのも
その中で培われ
普段の生活にいかされていると思います。

丸い毬や球みたいなものを見たときに
それをどのように扱えば良いか
物心付いたときから何となく、無意識に行う事ができます。
傾いた場所や坂道に
そのような丸いものを置けば転がっていく事がわかりますし、
安定させるためには何らかの工夫が必要です。

今自分は器を作っていますが
制作の過程で意識している事は
そのようなことです。

形から始まる連想。

手に取りたくなる形、
口に付けたくなる感情、
味わった感想、記憶。

普段、無意識でしている事を
なぜそうしたくなったのかと意識して考える事が
制作の準備において大切な部分だと思います。

形が存在が、人の気持ちにどう影響するか。
使い心地が人にどういう心境をもたらすか。
そして食器が人々の生活の中で
道具としてきちんと機能しているか。

形を変えようとしている土に
手を添わせる時、様々なことをおもいます。
| 森脇靖日記 | 00:03 |